イラストから少し離れて、波乗りデビュー当時の話にちょっと戻ります。

イラストに描いているような湘南海側ライフをはじめるより数年前の僕は、初めて訪れた千葉の片貝海岸で、無残にもパドルアウトすらできない超初心者段階でした。

案外熱しやすい僕は、それからというもの毎日毎晩、サーフィン雑誌を読みふけり、効率的なパドルアウトや波打ち際にはカレントと呼ばれる離岸流があって、それを利用すると沖に出やすいとかたくさん知識を溜め込んでは休みとなる水曜日に一人、車を飛ばして片貝海岸に通う日々をこなしていました。

ちょうど一ヶ月くらいが経過すると、徐々に沖合いにパドルアウトできるようになり、なんとかラインナップの片隅に陣取れるようにはなりました。

ところが、今度はテイクオフどころか全くうねりを捉えられないのです。

迫ってくるうねり、板にまたがりながら身体ごと浜の方向に進路を変えて、うねりに合わせてパドリングをするのですが、いざ波のピークに来たぞと思っても全く板が走り出さず、いつも波に置いてきぼりを食らうのです。

ここでも周囲の若者サーファーたちは何の気なしに次々にテイクオフしていく。


パドルアウトはできても2時間経っても一本もテイクオフ出来ずにそのままおめおめとパドリングで浜に戻ってくる。
そんな状態でさらに2週間ほど過ぎました。 

そんなある水曜日。

その日、僕はいつものようにうねりに合わせてパドル開始。僕なりに色々と工夫した結果、身体を板に密着させるくらいに這いつくばる感じでパドリングをはじめるとなんだかいつもよりは推進力が付いているような、そんな力強さをボトムから感じることができました。

すると、うねりのピークと板・身体が一瞬ピタッと揃ったかと思うと、「スッ」と板が走り始めました。

おおっ!これだと思った僕は慌てて立とうとしたのですが、立てず仕舞いでなんと正座ポーズでテイクオフしたのです。
板の上で正座したまま斜面を滑走する私。

生まれて初めてのテイクオフは正座でした。。。

次回、イラストに戻ります。

IMG_0086


to be continued,

ヘタクソパパゴルフ
ヘタクソパパコーチ 少年野球
ヘタクソパパお好み焼きLovers