仕事が忙しくて土日の休みが取れず、現場が休みとなる水曜日が僕の実質的な定休日となった。

販売員の方から頂いた古ぼけたサーフボード。

今にしてみれば色合いも形もなんだかコンセプトがよく分からない、そんな一枚のサーフボードを僕は早速、当時住んでいた千葉にある独身寮に持ち帰った。

「で、どうすれば良いのか、、、」

取り敢えず僕は、近所の本屋さんで手当たり次第にサーフィン雑誌を手にとって眺めてみた。

「Surfin Life 」、その雑誌を片手に寮に戻り、ひとしきり読んでみた。

それでも良く分からず、取り敢えず海に行って確かめることにした。

何を?

そう何を確かめるのかさえも分からない僕は、次の週の水曜日に、Surfin Life に紹介されていた千葉の「片貝海岸」に貰いたてのお古のサーフボードを持って向かう計画を立てたのだった。

名称未設定

僕のサーフィンライフが静かに幕を開けようとしていた。